モハメド・アリ死去

モハメド・アリ死去...。

猪木対アリ戦から40年。
今月26日が世界格闘技の日と制定されたとのニュースに、そのパーティーにはアリがコメントをよせたり、もしかしたら来日も? なんて期待していたのですが...。


猪木対アリ。
私はリアルタイムでテレビでですが観戦しています。
当時は幼稚園児。しかし、プロレス格闘技ファンの祖父の英才教育で、プロレス、ボクシング、キックボクシング...物心ついた頃から観ていたので、その対戦の重要さを子どもながら、十分私なりに期待しての観戦でした。

どちらも応援したいし...でもやはり猪木に勝ってほしいかな...ドキドキしながら、懐かしい木の扉がついたテレビの前でかたずをのんだことは忘れられません。

いわゆる「猪木、アリ状態」。
子どもとしては不思議で、何度も祖父に
「なんで猪木はねてるの??」と半ベソに。
祖父も戸惑って、その答えはきくことはなかったです。


数年前、この猪木対アリ戦のDVDが発売されました。

私は、あらためて観たいような観たくないような...結局購入しなかったのですが、アリ死去を知り、とうとう買いました。

ただ...まだ観る決心がつきません。

子どもながらのものですが、当時のワクワクや興奮や当惑...いまだに覚えているものが、あらためて観てしまうと、感覚がアップデートされてしまうかなと。

なんだかそれはもったいないような...。


今、YouTubeなどネットのおかげで、様々な映像を観られる幸せを享受しておりますが

その時代の、リアルタイムならではの感覚までは、映像だけでは決して体験できません。

せっかくの、リアルタイムならではの興奮を経験できたのは私の宝物。

今観たらどう感じるのかしら...。
何度も繰り返し観ることによって。観るたびに新しい喜びがあるのが、プロレスが素晴らしいと思える理由のひとつではあるけれど。

一期一会だからこそ良い! って試合もあるのでは?
なんて思ったり。


どうしようかな...。

私は、猪木引退も、録画はしたけど観ていない。
いまだに。
こんなにずーっと40年以上プロレスファンなくせに、猪木引退試合を観ていないなんて、ファン失格かも。

当時、猪木引退を受け入れられないというか、寂しくて。

観なければ、自分の中では猪木はまだ引退していないことにできるような気がして。

往生際が悪い。
猪木対アリ戦についても、私は往生際が悪い。


一応、DVDを購入し、いつでも観られる状態にはしてみた。一歩だけ進歩。


いつ、観るかなぁ...。

とりあえず今は、昔のワクワクと興奮を思い出している。

あんなに期待させてくれたこと。偉大な存在に感謝。


※私は、プロレスラー、格闘家の方々には尊敬を込めて、リングネームをそのまま敬称なしでよばせて頂きます。ご了承ください。