全日本プロレス三冠戦
大田区総合体育館へ行ってまいりました!
今日のメインイベント。三冠王者、永田裕志選手に挑むのは、デビュー9か月の安齋勇馬選手!
安齋選手、全日本プロレスファンにとってはワクワクする新人です。
それをきくと、やはりレジェンド、ジャンボ鶴田選手が思い浮かびます。そして、諏訪魔選手も中央大学出身ですから、全日本的には超エリートなわけです。
私は安齋選手を生で観るのは初めて。
もしかしたら、期待の大型新人が、オカダ選手のレインメーカーショックのように、一気に初戴冠となるのでは?!なんて期待を抱きながらの観戦でした。
結果としては、さすが永田選手の防衛となりましたが、安齋選手は見事な闘いぶりでした。
デビューからまだ9か月とは思えない身のこなし。
華がありました。やられっぷりが良いというか、技をくらって倒れながらも前に向かっていく気持ちがみえて、眼が離せない。
あと、ヘンな間がなく無駄な動きが少ないように思い、新人でそれは凄いなと驚きました。
偉そうなことを言って申し訳ないのですが
新人のうちって、何か考えてしまうのか空白の意味が見えない動きがあったり、無駄に客席を見たり(間が効果的になるのが理想ですがなかなかそうはいかないし)叫んだりがから回るときもあり、観ているコチラ側も気が拔けてしまうことがしばしばあるのですが
安齋選手にはそういうことがほとんどありませんでした。
そして、なんといってもジャンピングニーが凄かった!高い!高い!
やはり中央大学の大先輩の鶴田さんリスペクトで使う技なのでしょう。年寄りファンには刺さりまくり!泣きそうになりましたよ。
今どきの、華やかでトリッキーな飛んだり跳ねたりの技ではなく、身体の大きさ(まだ細くはありますが)を活かした力強いシンプルな技での組み立てでした。
(飛んだり跳ねたり、トリッキーな闘いが悪いというわけではありません!念のため。セミのタッグの闘いでは若手挑戦者チームの工夫を凝らした闘いぶりに感激しました)
安齋選手は、中央大学レスリング部出身ということ、身体の大きさ、そして技をみても
全日本プロレスの「王道」の系譜の選手だと思います。永田選手に真っ向勝負をしていて気持ちが良かったです。
この先が本当に楽しみです。全日本に入ってくれたことに感謝!
それから、スープレックスをベタ足でしている場面があり、個人的にベタ足ジャーマンが大好き(前田日明選手が最高でした)なので、もう、好き。
応援します。
そして、びっくりするほどイケメンでした(笑)。
強さには関係ないことですが、やはりみられる人気商売ですから、絵になる!ということも大事なことで、スターとして期待してしまいます!