中邑、WWEへ

http://www.wwe.com/shows/wwenxt/article/shinsuke-nakamura-signs-wwe-nxt?sf21301902=1

本日、中邑真輔WWEと契約。
WWEのVTRでは、そのままの中邑が「カリスマ」として紹介されていた。カッコいい!
中邑、英語が完璧なわけではないかもしれないけれど、うまいです。英語圏でのコミュニケーションは、できる感じ。表情とボディのアクションは大丈夫。(それもカッコよく! 中邑らしく!)
おこがましいかもですが、一応元英語教師として私は、大丈夫! と思います。

このまま、自然に、カリスマ登場! となるでしょう!

日本人プロレスラーが海外に行くと、変なキャラチェンジをさせられるのが常だ。
メインイベンターとなり、史上最高に成功した日本人プロレスラー、ジャイアント馬場でさえ。

しかし。中邑は、そのままの「Shinsuke Nakamura」として、カリスマとして歓迎されている! ジーンとする!
中邑の活躍が楽しみでならない。

そんな中、新日本プロレスDDTの二団体名所属として活躍していた飯伏幸太が、両団体からの退団を発表。
「飯伏プロレス研究所」を発足して活動していくそうだが、実質、足場をDDTに戻すということだろうか。

これは「お前はそれでいいや」と納得する。そもそも、飯伏が新日本プロレスに所属なんてことになったのがおかしなことというか、似合わない。
今の新日本プロレスは、本当にまっとうな「会社」としてやっており、プロレスがもつアンダーグラウンド感を排除する方向にあるのに対し、飯伏はアンダーグラウンド感バリバリ。(プロレスのいわゆる、トンパチ...ではなく、アブナイかんじ?)アンダーグラウンドでこそ輝くと思う。

とはいえ。中邑対飯伏、オカダ対飯伏など、新日本プロレスに入団してくれたからこその素晴らしく凄い戦いは観られて嬉しかった。
本人も、やりきったんじゃないかな? それぞれのトップレスラーと、ベストバウトをもうやっちゃって、また繰り返すこともいらないかも。

昨年のプロレス大賞のベストバウトには、中邑対飯伏を推す声が多かった。
でも、私は真壁対飯伏が好き。
あの試合以降、飯伏は欠場となっていたわけだけれど、新日本プロレスの魂を背負うような、新日本プロレス最後の昭和のレスラーといえる真壁と、あんな試合ができたら、もういいやって飯伏も思ったんじゃないかな〜なんて思う。

真壁対飯伏は、面白かった。中邑との試合も物凄く次元が高いというか、ビックリするような高揚があったけれど

どちらかというと。私は真壁戦が好き。
キラキラ輝く現代の天才に、魂をみせなくてはの真壁の雑草の意地が好き。プロレスならではの感動。素晴らしい試合だった。こういうものを観られるのがプロレスの愉しさ。

最後のフルネルソンに決めてのスパイダーが、飯伏欠場に繋がるダメージになった?
なんて意見もきくが

あれで新日本プロレスに対して、天龍じゃないけど「腹一杯」になったんじゃないかしら。面白かったな〜。

飯伏は、新日本プロレス所属だと、道で戦ったり人形と戦ったりできないだろうから...
辞めて、またいたるところで、客なんかいなくても、危なく怪しくやっちゃってちょうだい!


※私は、プロレスラーの方に対しては、尊敬を込めて敬称なしでよばせて頂いております。ご了承ください。