全日本プロレス横浜大会


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横浜文化体育館に行ってまいりましたー!

渕正信デビュー45周年記念試合に川田利明選手来場とあれば行かねば!

 

川田さんが花束を渕選手に渡しただけでなく、マイクをとってくれたのは嬉しかった!

「全日本一筋45年は、是非ギネス申請を!」とのお話、たしかに~!

 

裏切ったり電撃退社、移籍、はたまた復帰なんていうことが当たり前のプロレス界。

その中で、デビューからずっと全日本で戦い続ける渕選手は全日本の、プロレス界の良心だと思います。

 

先日前代未聞の引退試合で注目された飯塚選手も、新日本一筋でしたね。

試合終了後、飯塚選手が引き上げた後もなりやまなかった飯塚コールは、波瀾万丈なプロレス人生への敬意もあるでしょうが、やはり新日本プロレス一筋だった飯塚選手への、ファンの格別な思いがあったかと思います。

 

分裂から紆余曲折な全日本プロレス

オーナーや社長が変わりつつも、全日本プロレスを、馬場全日本だと思えるのは

渕選手がいるからこそ。

私はそう感じています。

 

渕、大森組対秋山、百田組。

なつかしの顔ぶれ! 百田選手と渕選手が相対するのは感慨深かったです。

 

今日は、心のメインイベントはこの試合だったので、後半戦は重要な試合とわかってはおりながら、ちょっと気をぬいてしまったのですが…

 

いやいや、とんでもなく熱い試合がつづきました!

 

2019 Jr. BATTLE OF GLORY 優勝決定戦
岩本煌史対吉岡世起

 

休憩前の、いわゆる「明るく楽しい」プロレスから一転し、「激しい」緊迫した試合に。

観客の反応も、この試合から固唾をのんで見守るような雰囲気に。

目が離せない展開でした。

全日本のジュニアは凄い試合をするんだなとワクワクしながらみていました。

 

世界タッグは、王者関本、岡林組にジェイク・リー、崔組が挑戦。

 

関本・岡林組は素晴らしいタッグチームで大好きなので応援していましたが、

今日は、ジェイク・リー選手が岡林選手と闘うとき、あの凄いパワーのチョップに倒れず、怯まず向かっていき、強烈なキックやキチンシンクをくりだす様子をみていたら、いつのまにか挑戦者チームを応援していました。

先日の両国ジャイアント馬場追善興行では、

SANADA選手にパラダイスロックをかけられてしまい、恥ずかしい姿になってしまったジェイク選手(泣)。

今日は汚名返上といいますか、強い姿をみせてくれました!

 

結果は関本・岡林組の防衛で、それは嬉しいし納得ですが、ジェイク選手にはまた岡林選手と対峙してほしいと期待がつのりました。

 

メインイベントの三冠戦は、宮原対諏訪魔

会場は両者の声援が半々。

全日本プロレスの三冠戦といえばこんな戦いだな~と、ちょっと四天王の時代を思い出すような、凄く熱く激しい一進一退の攻防でした。

 

お互い、得意技はスープレックス

私はスープレックスが大好きなので、いつ出るのか? 決まるのか?!にドキドキしながら嬉しかったです。

 

最後は宮原選手のシャットダウンスープレックスが決まりました!

 

シャットダウンスープレックスホールド、本当に格好良いです。

素晴らしい技だと思います。みると凄く幸せな気分になります!

宮原選手、防衛おめでとう!

 

全日本プロレス、かつての武道館超満員の頃の繁栄とはまだまだいかないかと思いますが、

今日の観客の声援と熱をみると、全日本の危機から、激しいプロレスで這い上がってきた頃のような雰囲気を感じます。

 

全日本プロレスは、新日本プロレスのようなプロモーションで「流行ってる感」は出せませんが、もしも今「流行ってる感」を出せるならば、相当の方々に楽しんでもらえるプロレスをみせてくれていると思います。

 

私としては、石川修司選手にテレビ出演とかプロモーションをして頂きたい!

あの体格で、いかにもプロレスラー!

なにもしなくても存在感が凄い!

プロレスラーの超人感!

でも、笑顔は意外に可愛い(スミマセン)といえる感じで

「気は優しくて力持ち」という印象を与え、

好感度は高いと思う!

 

 

会場の熱は凄かった。

私のすぐ近くに諏訪魔選手に向けて、必死と聞こえる大きな声援を送り、試合後に涙を流す小さなお子さんの姿がありました。

その姿に勇気づけられたような…

全日本の未来は明るい! と感じられた大会でした!