中邑、スマックダウン登場!

https://youtu.be/m8izXHKZSXw

中邑真輔、とうとうスマックダウンに登場!
まだ登場だけだけど! その登場の盛り上がりが凄い!

入場はプロレスラーの華。
入場をみるだけで、チケット代払って良かったと思わせてくれるのがスターだと思いますが
中邑の入場は、WWEのファンをも虜にしてますね。

なんと、バイオリン生演奏での入場。
会場大ナカムラコールでした。
ようやく上がって来たかー! と、皆さん待ちわびていた登場であることがうかがえます。


最近、アメリカで中邑をイチローに例えて注目している記事が出たそうですが

「世界のナカムラ」となる大成功も夢ではない雰囲気です。

プロレスの世界では中邑を知らないファンなんて、海外も含めてもプロレスファンならいないわけですが
あくまでそれは、残念ながらプロレスの「内」において。
これが、誰でも知るようになったら…と願います。


「プロレスはみたことないけど、海外プロレスでスターの中邑さん」として世間に認知されてほしい。


それは、もはや絵空事ではないところまで来ました! とうとう!


WWEでは「King of strong style」として紹介される中邑。
この「ストロングスタイル」とはいわずもがな、猪木の新日本スタイルで。(まぁ、この言葉が一人歩きした面もあるけれど)


前にもこの日記で書きましたが、新日本のプロレスラーで「猪木」に翻弄され、苦しみ、悩み、その存在と闘った最後のレスラーが中邑だと思います。


かつて「猪木ー!」と叫んだ中邑。


猪木にケンカを売った最後のレスラーが
猪木の夢(世界的認知)を叶えてくれるのかなぁ…と、
ちょっとおセンチな気分になります。



猪木は、いつも世間と闘った。
プロレスを世間に知らしめること。
名を売るためいろんなことに挑戦した。
アリと試合するなんてとんでもないことを考えだし、実行した。プロレスの枠を超えようとした。



世間へ…常に外へ、外へ…。
そんな猪木に対し


悩んだ末の中邑とは
外の世界ではなく、自分の内へ、内へ…
と向かっていったように思います。

大学生時代にレスリング部で活躍しながら
美術部でも活動していたという、中邑の
「内」の世界。
中邑は我が道を歩き始めました。
誰もやったことのない不思議なスタイル。


中邑の持つ芸術性が、素の部分が今の不思議な
アートを感じさせる存在感になっているのでしょう。
いわゆる「クネった」あとのブレイクは、
外へ向かっていった結果ではなく、
「内」へ向かっていったからこそなのが
猪木とは真逆にみえるのですが

そんな中邑が、猪木の最後の弟子ともいえる(藤田は別枠な気がしてしまう)
中邑が「King of strong style」として、
世界のカリスマになるかもしれない…


勝手にあれこれ考えて、スマックダウンでの入場シーンで、入場だけで涙を流して感動できるのも、プロレスの愉しさです。


※プロレスラーの方に対しては「尊敬をこめて」敬称なしでよばせて頂きます。
お許しください。