戸崎圭太騎手

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大井競馬所属の戸崎啓太騎手が、三度目の挑戦でJRAの騎手試験に合格!

おめでとうございます!


すでにJRAでは安田記念を制するなどの活躍をされているし
さらなるご発展を期待したい。


地方競馬に携わっていた身とすると
内田騎手や岩田騎手のご活躍は嬉しく、いつも応援したい気持ちがある。


ただ…
地方出身騎手や外国人騎手の活躍の影で
中央の、まだまだ若い騎手が引退したり助手に転向などときくと

これでよいんだろうか…と、スッキリしない気持ちにもなる。


最近は、若手も早々とフリーとなり
調教師が、自厩舎の若手を育てるために、オーナーに頭を下げる…みたいな状況は少なくなってきているようだ。


オーナー側は、勝つためにジョッキーを選ぶし
厩舎側だってオーナーの意向は無視できない。
所属騎手は、すぐにフリーになってしまうわけだし
わざわざオーナーに掛け合ってまで若手を乗せようとは思わないだろうし
やはり厩舎経営のためには勝たねばならないとなると
より腕のある騎手に依頼するのも仕方がないことだ。


競馬は勝負の世界。弱肉強食。


当然の結果なのかもしれないが
地方出身騎手を応援しつつも

中央の若手騎手が心配になってしまう。


私は、調教師と所属騎手との師弟関係などは競馬をみる愉しみのひとつだ。


戸山調教師と小島騎手とか…

山本調教師と松永騎手とか…

今は大久保調教師と吉田豊騎手。
そんな師弟愛が、そんなドラマが競馬をただのギャンブルとは思えない一因だ。


最近では、ジャパンCダートで自身初のをG1制した酒井学騎手と、ニホンピロの馬主さんとの絆にも涙した。


馬を持つのはいわゆる金持ちの道楽…とみなされていたものだと思うが

ここのところ、オーナーさんというのは、道楽というわけではなく、ビジネスとしてやっている面が顕著になってきたような。

その結果、勝つために切磋琢磨していくのは決して悪いことではなく
競馬の発展には多大な貢献をしているに違いないので
非難する気なんてない。


ただ…
繰り返すが、ちょっとスッキリしない気持ちになってしまうのも事実だ。



JRAの騎手試験については

廃止が決まっている、福山競馬の岡田祥嗣騎手が合格されたのは本当によかった!

新天地でのご活躍を、心よりお祈りしています。


そして、もうこれ以上、地方の競馬場が廃止になりませんように…。切に願っている。