有馬記念

本日の日経賞は、有馬記念馬のゴールドアクターが勝利!

着差以上の強さだったと思います。
さすが有馬記念馬という姿をみせてくれました!

これで、鞍上の吉田隼人騎手とのコンビでは8戦7勝。
人馬一緒に成長してきた馬。

最近は、このように人馬での「コンビ」...とくに日本人騎手とのコンビの名馬はなかなかみられなくなっています。
吉田隼人騎手は活躍されてはいますが、リーディングで上位までとはいかず、有馬記念で初のG1制覇となった、失礼な言い方になるかもですが、中堅ジョッキー。


でも、そんなコンビで勝ち続け、乗り代わりもないって嬉しいです!
昔はそのようなコンビ、よくみられたんですけどね...


今は、ちょっと期待の馬はどんどん外国人騎手にまわっていってしまいます。
弱肉強食、馬主さんだって勝ちたいし、より巧いジョッキーに乗ってもらいたいのは仕方ないことですが...


やはり相性ってあるでしょうし、今日のように、吉田隼人騎手に初のG1勝利をもたらしたゴールドアクターが、また吉田隼人騎手の手綱で強い競馬をみせてくれるなんて...競馬をみる醍醐味です。


吉田隼人騎手は、吉田豊騎手の弟。
若くしてG1を勝ち活躍した兄に憧れ騎手になったそうですが、デビューする前、してからもその兄からはアドバイスなどなく...不満に思ったこともあったようなことがトークショーなどで語られていました。

「兄弟仲、大丈夫??」
みたいなかんじだったのですが...


お兄さん、弟さんの有馬記念制覇には相当力が入って喜んでいたそうで(ウイニング競馬でおっしゃってました)


また、有馬記念当日は吉田豊騎手はライブにご出演! だったのですが

「吉田家にとって、本当に嬉しい」とおっしゃっていて、あーやっぱり、兄弟愛あるのね〜と、いいなーと思いました。


勝負の世界って厳しいですから、お兄さんはあえて、弟に何も言わなかったのかもしれませんね。
でも、つきはなした態度のようだったお兄さんが、有馬記念後にはご両親に
「隼人が勝った!」と大喜びの電話があったそうで、競馬ブックインタビューでは、隼人騎手もお兄さんには感謝している様子でした。


2世ジョッキーとか、ご家族が競馬界におられると、頼もしい反面、プレッシャーもあるかも。

でも、吉田隼人騎手、もう豊騎手の弟...ではなく、立派なG1ジョッキー
今後の人馬ともの活躍をお祈りしています!


このような、人馬ともに登っていく競馬を、これからもみたいです。
馬、騎手、調教師、そして馬主さん...そんな繋がりを楽しみにして競馬をみてきた、みているファンって、少なくないと思うのです。