毎朝、訪問介護のヘルパーさんには七時に家に来ていただいている。


仕事のある日は出かける準備をしつつ…
休みの日も、六時頃から父の様子を見て、七時にヘルパーさんのために鍵をあけるのは私の仕事。


しかし、父が帰ってきてから初めて今日は、熱発のため出走取消…というかんじで
その役目は母にお願いした。


母は普段から、私がするから…と言っても気になるらしく、朝から晩まで父のことを気にしている。母の体調を心配していたのだが、娘の私がダウンしてしまって恥ずかしい…。


今日の父は元気がなく、なんと熱が37.8度もあった。
私の風邪を移してしまったのだろうか。マスクや手洗い、うがいはしていたのだけれど…。


私は病院に行き、薬をもらったことだしなんとかなるだろう。

父のことが心配だが、夕方には少し熱が下がり、訪問看護の看護師さんからも、このまま様子見…と、特に変わった処置はなかった。
明日は在宅診療の日だし、そんなに心配しなくてもよいのだろうか…。
とはいえ、なんだか落ち着かない。


一日一回は父のニコッとした顔を見られることが、今の毎日で唯一幸せな瞬間だから。