父が約二年半お世話になった特養老人ホームから、今日我が家に帰ってきた。


ホームの皆様の対応に不満があったり、安心してまかせられなかった…なんてわけでは全くない。
本当にいつも我々家族は感謝の気持ちで一杯だったのだけれど…


母が、ただ父と「一緒にいたい」というから。
我々家族のワガママで、ケアマネさんやホームの方々には色々ご迷惑をおかけしたことと恐縮ではあるが、
あたたかく送り出していただいて本当に有難く、こちらにお世話になれたことの幸せに感謝だ。

職員さんたちは、いつも本当に優しく楽しく接してくださった。

お祭りや運動会、クリスマス…様々な行事は我々家族も楽しみにしていた。
若い職員の方が多いのだが、ノリの良さはバツグンだった!


いつも女装して盛り上げてくださる職員さんがいて…

学生時代、体育会部活で散々芸をやらされ衣装がある私としては「カツラお貸ししましょうか?」と、何度も喉まででかかったものだ。結局いえなかったが。
もう使うことはないし、ひそかにホームに、カツラやサングラスやメイド服を匿名で寄付したいものだ。


父も、笑いをとるのが大好きな質だったので、歌ったり踊ったりを盛り上げてくださる、そんなホームの雰囲気をとっても楽しんでいたようだ。


そんな楽しい思い出を、なんと冊子にして、今日プレゼント頂いた。
泣き笑いしながら眺めた。

お祭りで踊る父

甘味に頬っぺたが落ちそうな父

米寿のお祝いで嬉しそうな父

運動会で奮闘する父


楽しそうな父の表情がたくさんの写真。
添えられた言葉。


宝物だ。
喜多見ホームの皆様に、ただただ、感謝。
ありがとうございました。