競馬


明日、というか、今日であるが、中央競馬の暮れの祭典、有馬記念が行われる。

人気は、ファン投票1位のブエナビスタの一本かぶり。
競馬ファンとして、そして女性としても、ブエナビスタには前走降着の雪辱を期待したいところだが、
馬券的に、大儲けして年を越したいとの捨てがたい欲もあるので、ブエナビスタ以外の馬から狙いたくなる。


そんなときには、サインだ!
まぁ、JRAがサインを出している…などと、オカルトなことを信じているわけではないが、
これが、意外と来ることが多い。その年の印象的な事件や出来事にちなんだ名前をもつ馬や騎手が
高配当を演出する時事馬券は少なくないのだ。一番印象的だった時事馬券については、語るのは不謹慎なものなので書かずにおくが…。


さて、今年の有馬記念の出走馬15頭。馬名、騎手名、馬主、馬番、枠番。眺めてみて、今年の世相を彷彿させるキーワードはひそんでいるだろうか?


馬名の意味をみてみると、とんちんかんな名前の馬はおらず、皆キレイな名前。勝利とか、権力とか、栄光とか、勝ち負けを争う競馬にぴったりな名前がならんでいる。ちょっと場違い感があるのは、オウケンブルースリくらいなものだ。

こうなると、名前からの時事への連想は難しい。

JRAのホームページで、レープロでおなじみ、柳瀬尚紀氏による馬名の説明もみてみたが、氏にしては至極まっとうな語句の説明がならんでおり、相当無理のある、アナグラムなどによるこじつけ説明がみられず、ちょっとがっかり。



柳瀬氏は、私の大学時代の恩師。英作文の時間は、英語で駄洒落をつくってこいとか、アナグラムだとか苦労したものだが、今にして思えば、随分と高度で面白い授業だった。



さて、馬名でのインスピレーションがわかないなら、逆に、今年の事件や出来事から、むりやり馬券に結びつけることはできないだろうか?


最近のワイドショーでの話題は、女性タレントの不倫問題。ちょっと前は、歌舞伎界の事件。


うーん…蛯名騎手のメイショウベルーガ? それとも、エビは来ないということ?

三連単は、「925」?

桃色、八枠が狙い目か?

今年の流行語大賞は「ゲゲゲ」。鬼太郎のちゃんちゃんこの黒と黄色で、枠の2−5?

チリの落盤事故では、33人が救出された。3番フォゲッタブルに注目?


どれもピンとこない。


レースが終わってから、あとづけで
「おお〜! それか!」というサインに気づくのかもしれないが
終わってからでないと気づかないようなものなら、サインともいえないだろう…。



結論としては、格闘技ファンである私は、ブルース・リー生誕70周年にあたる今年の有馬記念
オウケンブルースリから勝負だ。
これしかあるまい!