今朝六時頃父のところに行くと、ちょうど目を開けているところだった。

視線が、しばらくさまよった後私の顔に定まり、ニコッとした。


父の表情が明るくなるのは朝が多い。
目を覚ましたときに誰もまわりにおらず、心細い思いをするのだろうか
「ああ、よかった」という表情になる。



今日も点滴は二本。眠っている時間が多く、返事の声も元気がない。
明日は訪問入浴の日だが、大丈夫だろうか?



今日で、父が我が家に帰ってきてから丁度一ヶ月目。
あっという間の目まぐるしさ。
でも、充実している。


よく
「子どもや孫の世話にはなりたくない」
という人がいるが

ちょっと我慢して
世話を「させてあげる」のも悪くないと思う。


恩返しの期間をもらえるのは、子どもからすれば満足できることかもしれないのだから。


まぁこれは、最大限に介護保険制度を利用させてもらい、訪問介護、訪問診療の方々のお世話になりっぱなしだから言えること。
近所に二十四時間対応の訪問介護施設、病院があり、本当にラッキーだったのだと思う。