今日は、兄が首と背中の痛みを訴え病院へ。
とりあえずは戦力外というかんじ。
介護ベッドは高さを変えられるし、体位交換などのとき無理のないように上げ下げはするのだが、やはり色々慣れないせいか、身体にきたらしい。私よりも一回り近く年上だし、兄も随分老けたので心配だ。



風邪が治りかけの私はあまり父の側によってはマズイと思っていたのだが、こんなときに限って皮下点滴の入りが悪い。


うまく点滴が落ちていかないときは、針を指している場所の周辺を押さえたりすると落ちだすのだが、今日は手を離すと止まってしまうし、結局一本目の点滴は四時間半、二度目の点滴も三時間半…
そしてその間中ほとんどの時間私は、針の周辺を押さえっぱなし。

管を引っ張ったりもしてしまうし、点滴の間は気が抜けないのはいつものことだが、今日はさすがに疲れた…。
合計七時間あまり、点滴の落ち具合をみながら父のお腹のあたりを押さえていた。


今日も父は、眠そうで元気がない。
時々返事はするものの、声に力がなく、目がパッチリ開いている時間が少ない。


唯一の救いは、薬は二口、三口で口を開けて飲んでくれたこと。

これは私もコツが掴めてきた気がする。
今日の薬は、朝バナナと混ぜてゼラチンで固めた。


薬を混ぜる飲み物も、ピルクル、牛乳、ヤクルト、エンシュア…
色々試してみた結果


朝マンゴーと朝バナナが良いようで、今はこの二つに落ち着いた。
酵素の含まれる果物はしっかり固まらないそうだが
カッチリ固まらない食感が丁度よいかんじ。
甘味も強いので、薬の苦さもあまり気にならなくなるようだ。



お年寄りの体調は、天候に左右される面が大きいという。
これは、まだ若い(父に比べたらだが)喘息持ちの私も痛感していることで、寒暖の差が激しかったりジメジメしていると辛い。
ここ数日、天気がすぐれないことも父の体調に影響していると思う。


早く、カラッとした天気になってもらいたい。


ケアマネさんとも相談して、近々天気の良い日に、車椅子で庭に出てみようということになっている。
母の希望だ。
「お父さんはお庭に出たいと思っているかはわからないけれど…」
と母も言うし、これはコチラ側の自己満足ではあるけれど

「母が思う存分父にしてあげたいことをする」
というのが、今回再びの在宅介護を決めた大きな理由でもあるので、是非実現させたい。

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