今朝も六時に父のところに行くと、父は目を開けて辺りを見回しているところだった。
今日も調子が良さそうで嬉しくなる。


父に声を掛けると

「お花が〜○△□※〜」
と、なにやら歌っているよう。

そしてもう一度、同じフレーズを。


「お花が」と聞こえたのだが、何だったんだろう? 歌だろうか?


今日は朝七時半までにOS-1を200g飲めて、好調!


「おはよう」
と言ったら


「はい、おーはーよー」
と、懸命に発音してくれた。



今日は、私は病院デー。
血尿が時々出てしまうので、午前中はその経過観察のための検査で慈恵医大病院へ。


午後は、持病のアトピーの治療のために漢方のクリニックへ。


子供の頃に喘息で死にかけて入院したり、私はもともと身体が丈夫ではない。

しかし、喘息を治すために中学生のときは水泳部に入ったりして、随分身体は鍛えられ、高校のときは、一度も学校を休まずにすんだほど。


大学時代も、女子アイスホッケー部のマネージャーとして、大忙しで過ごしていても無理がきいていたのに…


社会人になってからは、時には病との闘いだった。
最近は、無理がきかないのはトシのせいかな…と情けなく思う。


しかし、自分の身体があまり丈夫ではないとわかっているからこそ、早めにメンテナンスをできているのは病弱の利点かも。


「無病息災」より
「一病息災」が良いともきくし。



今日は、身体のケアもだが、気持ち的なものも考えて、久々に友人と会って食事をした。
母からも
「たまには出かけろ」と気遣ってもらったので。
とってもホッとして、有り難かった。久々に本当に寛いだ。



十時頃帰宅すると、父は目を開けていて、ヘルパーさんの呼び掛けに応えているところだった。


お風呂にも入れて、元気な様子に安堵する。


今日は、父は随分反応が良かったそうだ。


母が
「お父さん、チューしてあげる!」
なんてふざけたら、笑ったという。


これまでも何度かそんな時があるが

いつも
「フフンッ」という、馬鹿にしたような笑いであるところが
却って「わかってる?」と感じるようで、母も嬉しそうだ。


母の「チュー攻撃」には、一度も嬉しそうな顔をせず、顔をしかめるか、今日のように苦笑の父。

まぁ一応、大正生まれの薩摩隼人であるので
「らしい」反応だ。