明日(もう今日だが)
父が我が家に帰ってくる!
お帰り! お父さん! と迎えるべく、母が花を飾ったり。ウェルカム ホーム! の気持ちは先走るのだが


絶対に必要なもの(お湯を常に用意しておくための電気ポットとか)を忘れていたり、なんだか気がまわっていない。


明日は10時にホームに迎えに行き、そのあとでケアマネさんやヘルパーさんと話し合いをし、契約書にサインをしたりバタバタするので、父の昼食を準備できるかどうか…。
今日のうちに、さつまいもとリンゴの甘露煮を作っておこうかと思ったのだが、仕事から買い物を終えて帰宅したのは11時過ぎ…。
ホームの皆様にお礼の手紙などを書いていたらこんな夜中になってしまった。


こんなにわさわさバタバタとしているわりに、なんだかよくわかっていないまま、見切り発車をしてしまってよいのだろうか? と不安にもなるが、悠長に構えてはいられないことなので、勢いで決断して良かったのだと思いたい。


とりあえず
※タオル(顔、身体用)
※タオル(お下用)
※電気ポット
※テープ式オムツ
※尿とりパッド
※新聞紙(汚れ物処理のため)
※オムツ用ダストボックス

など、用意しておくようにご指示頂いたものは揃えた。


いや…電気ポットがどこにしまわれているのかわからないんだった…。明日の朝、母に尋ねなければ。しょぼぼん…こんなんで大丈夫か?


今、家事は私がほとんどしているものの、普段使っていないものについては、収納場所など母がいないとわからない始末。家を出て独り暮らしも長かったので、実家なのに忘れていたり知らないこともまだ多い。父の蒲団がどこにしまわれていたのかも謎だった…。


なるべく、母には負担をかけないように…と心に決めてはいるが、母がいないと私と兄では成り立たないことも事実。
どうなることやら…。


しかし、昔祖父母の介護を母がやっていた時に比べたら、今は信じられないほど制度が整った。
ありがたく、お国の制度を目一杯活用させて頂く。この時代に父を介護できることは私にとって幸せなことだ。感謝、感謝。


さて…
明日の父の昼食は、昨日のせたキューピーのレトルトとか、今日買ってきたゴマ豆腐などになってしまいそうだ。

お父さん、ゴメンナサイ!


でも父は、食べ物には無頓着で、なんでも美味しいという人だ!
なんといっても、カビた大福を「草餅美味しいよ!」と食べていた強者だ!
きっと買ってきたものでも許してくれるだろう…。ゴメンナサイ!