天童 人間将棋
桜が満開で美しかったです。
人間将棋の前に
杉本昌隆八段のトークショーがありました。
杉本先生、講演やテレビ出演に引っ張りだこのご経験からか、トークが冴えていらっしゃる(笑)
がっちり笑いをとっていらっしゃいました。
ホテルだか控室だかの名前が…
斎藤慎太郎様(王座)
加藤結李愛様(高校生)
のあと
杉本昌隆様(藤井七段師匠)
となっており、その肩書き？…(苦笑)とのことでしたが
私としては加藤女流の
「高校生」がなんだそれは！！と思いました(笑)。
人間将棋は
斎藤慎太郎王座対三枚堂達也六段。
イケメン対決ですね！
お二人とも最初は武将言葉を使うのに戸惑っていらっしゃったようですが、
だんだんと板について会話されていました。
人間将棋で注目されるのが不動駒をどうするか？？
お互いの気遣い(笑)の場面もありましたが
三枚堂六段が「全く使える気がしない」と悩んでいた桂馬が鮮やかに跳ねていく場面や
(さすが桂の貴公子！)
斎藤王座が「この子(6一金)を忘れておった！」との金が自然に動いたときなど
皆拍手！で盛り上がりました。
私は将棋検定を受けても5級程度ですし、将棋に関する本が好きな「読む将」で
棋力が全くなく…
ネットで対局をみても最、最序盤が過ぎると次の一手もその意味もさっぱりわからないのですが…
人間将棋なら！駒を動かすためには…ということも考えながらみると、次の手やその先はこう進むなー！
というのが初めて予想がつきながらみました。
初心者にも優しい人間将棋！ 有り難かったです。
あと、対局前や対局途中でも登場した信長様が格好良かった！
臣下の武将のコント？も面白かったです(笑)。
現代ではハラスメントやら炎上やら大変だぞ！ の話から
「寺で炎上は信長様」とか(笑)
あの方々は地元の俳優さんでしょうか？
素敵でした。
最後は三枚堂六段が
「もはやこれまで」と投了。
斎藤王座に軍配があがりました。
これまでネットで拝見していた時は気づかなかったのですが
それぞれの駒が動くときの太鼓の音は、その駒のテーマ曲というか、駒のイメージの音だったのですね。太鼓の音色も楽しめました。
「あー、たしかに！」というイメージにあった音でした！
天童桜まつり、本当に素敵なイベントですね。
夜は倉津川のしだれ桜のライトアップを楽しみました。
また来年も訪れたいと思いました！
